メニュー

メッセージ

ラーニング・コミュニティへ ☆ハロードリーム通信 (2014/11/25号)

2014/11/25

====================
ラーニング・コミュニティへ
====================


11月前半は「夢の日ウィーク」で、全国各地の地域幹事さん、
そして、数多くの認定ファシリテーターの方々にお世話になりました。
日本中に夢と笑顔の輪を広げていただき、本当にありがとうございました。
ハロードリームの活動が、津々浦々に広まっていることをとてもうれしく、
頼もしく思います。 
 
私事にわたりますが、11月後半というか、先週は、スリランカの農村開発
運動の指導者アリヤラトネ博士のアテンドをしていました。
仏教思想に基づき、「道をつくることで、人をつくる」という活動を56年
にわたり率先垂範してきたリーダーの中のリーダー。83歳の今も矍鑠
(かくしゃく)としてハードな講演スケジュールをこなしていただきました。 
 
実は、2012年の1月にお目にかかった時、
「ホンマさん、日本でサルボダヤ運動を展開して下さい」と宿題をもらいました。
「サルボダヤ」とは「全ての人の覚醒」という意味なのですが、途上国と日本
では社会事情が違うので、道路や学校を建設する話ではないなぁ、とアイディア
がまとまらないまま3年近い時間が経っていました。
今回、博士とお話しする中で「自己修養のために学び続ける学習コミュニティを
つくること」が日本型のサルボダヤ運動になることに気づき、確信を持ちました。 
 
そう思うと、これまでハロードリームを通じて、「笑顔のコーチング」などの
ワークショップをあちこちで開催し、ファシリテーターを養成してきたのは、
正解だった、という感慨を持ちました。
一握りの指導者に行政を任せっぱなしにするのではなく、みんなが公(おおやけ)
のことに関心を持ち、知識を獲得し、賢くなっていく「賢民社会ニッポン」に
進化していく方向が、今後ますます大切になると思うのです。 
 
(理事 本間正人)

メッセージ

↑ PAGE TOP