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お知らせ

『新型コロナウィルスによる感染症が拡大する時期のこころがまえ』をアップしました

発達のアンバランスさをもった子どもと家族のために
ー新型コロナウィルスによる感染症が拡大する時期のこころがまえー

東京女子大学教授、臨床心理士、臨床発達心理士の前川あさ美氏の許諾をいただき、
こちらの資料を掲載いたします。
必要なかたに、この情報が届きますように。

詳しくはPDFをご確認ください↓↓
短縮版発達のアンバランスさをもった子どもと家族のために.pdf
短縮版補足資料発達のアンバランスさをもった子どもと家族のために.pdf

発達にアンバランスをもつ子どもたちは「いつもどおり」でなくなること、
予想外の変化に大きな不安を体験します。
そんな時、以下の「安全」「安心」「安定」が大切
直接の触れ合いに不安があっても、手紙、電話、SNSなどを使って
「つながり」を大切にしていきましょう。
今は、感染と同じぐらい孤立を 予防することが大切な時期です。

【安全を確認する】
主体的に取り組む安全こそ、確かな安全!
以下のようなことを、子どもと一緒に調べて、見えるところに貼ったり、
実際に生活の中で実行したりしてみよう!!

(1) 新型コロナウィルスについてまとめてみる
(2) 感染予防について分かっていることをまとめてみる
(3) 具体的にうまい手の洗い方やアルコール消毒液の使い方を身につける
(4) マスクに関する注意事項を知る
(5) 人と食べ物を一緒に食べる時の注意事項を知る
(6) 予防につながる電気のスイッチやエレベーターのボタンのおし方やドアの開け方を知る
(7) 信頼できない情報を面白いから、衝撃的だからといって広げてはだめ!

【安心を提供する】
(1) 子どもの前で親が悲観的にならないようにしよう
(2) 子どもの気持ちに耳を傾けよう
(3) 子どもの誤った思い込みは修正しよう
(4) 何度も同じ質問を繰り返すときは、子どもなりに不安を乗り越えようとしている時期と思おう
(5) 親がそばにいられない時には、安心できるものをそばにおこう
(6) ひとりぼっちではないこと、誰かとつながっていることを伝えよう
(7) テレビの深刻な報道に長時間さらさないように気を付けよう
(8) 親がリラックスしよう、愚痴をこぼそう、ひとりになろう。

【安定を尊重する】
(1) できるだけ「いつもどおり」を大切にしよう
(2) 一日のスケジュールを見えるところに貼ろう
(3) 過集中をふせぐために、バランスをとるよう意識しよう
(4) 自分で選択できる機会を作ろう
(5) 見通しを与えよう

*不安になると子どもはいつもよりも赤ちゃん返りしたり、
イライラしたりするが、一時的にあります。
「安全」、「安心」、「安定」を確認できてくると、
その子らしく非日常を乗り越えることができるということを信じてください。

 

 


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