松尾治子
平成23年の3月で養護教諭を退職しました。在職中に、多くの立ち止まってしまった子どもたちと、その保護者に出会い、共に悩んできました。そんな中、いつのまにか子どもたちとのふれ合いの中で、難しい話より「どうやって笑顔になってもらうか」考えている自分に気づきました。笑顔になれると元気が出る。元気が出て自信がつけば、今はできなくても、いつかは必ずできると信じて、子どもたちと接してきました。退職した今、保健室で見た子どもたちとの様子を伝えながら、保護者の方に、子どもとの「笑顔でのふれ合い」が、どんなに大切かを話していこうと思っています。